海外旅行でクレカのスキミング被害に遭遇!対策方法ってあるの?

クレジットカードのスキミング被害対策方法 アイテム

クレジットカードのスキミング被害。

自分には縁がないだろうと思っていたけど、パリ、ロンドンの旅行中にあっさり遭遇してしまいました……。

旅行中のスキミング体験談と、被害にあわない為の対策をまとめます。

発端はロンドン旅行中のクレカトラブル

2017年11月、パリとロンドンへ旅行にいきました。

パリ1週間、そこから鉄道(ユーロスター)で移動してロンドン1週間という日程です。

パリ旅行を満喫し、大きなトラブルもなく迎えたロンドン3日目の夜に、事件は起きました。

レストランで夕飯を食べ、クレジットカードで会計を済まそうとしたところ、「DECLINE」の文字が。

ん?ディクラインって何?状態だったのですが、要するに、カードが使えませんってことらしい。

なぜか、手持ちのVISAカードが使えません。何度試しても同じです。

昨日までは使えていたのになぜ?!

結局、会計は友人のカードで立て替えてもらいました。

原因は分からなかったものの、カードの磁気不良とかが原因かも……とその場では思っていたのですが……。

翌日、別のお店でカードを試してみるも、やはり「DECLINE」。

さすがにおかしいと思い、クレジットカードの窓口に電話をかけてみるもうまく繋がらず、ロンドンにあるVISAカードのサポートデスクに駆け込むも日本との時差の関係で対応できないと言われ、旅行中にクレカは復活できず。

結局、この日以降、旅行中は一度もこのカードは利用できませんでした。

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帰国後、カード会社から連絡が

帰国後、カード会社から一通の手紙が。

その内容は、「カード利用について確認したいことがあるから電話してください」というもの。

電話先が「セキュリティ」と名のついた窓口だったので、やはり何かあったんだ!と確信。

カード会社とのやり取りで被害発覚

電話がつながり、担当の方とお話ししたことはこちら。

  • クレジットカードのロンドンでの利用履歴の翌日、インドネシアで利用されそうになったためセキュリティが発動し、利用停止になった
  • 事前に利用は停止されたので、金銭的な被害は発生していない
  • 旅行中にスキミングされ、情報を読み取られた可能性が高い
  • 読み取られた場所の特定はできないが、おそらく地下鉄の券売機など人が自由に出入りできるところ
  • 海外で起きたことなので、日本のクレジットカード会社として対策はできない
  • 新しいクレジットカードを発行し、郵送してもらえる

……インドネシアって!思ってもみなかった単語が飛び出てきましたよ。行ったことすらないんですけど!

今まで全然気にしたことなかったんですが、カードのセキュリティってすごい。事前に止めてくれて本当に感謝。

と、同時に生まれた疑問。いったいいつの間にスキミングされてたんだ?

スキミングされた場所はパリの駅構内?

カード会社の方によると、スキミングされたのはパリなのかロンドンなのかもわからないとのこと。

ただ、駅の券売機など、誰でも立ち入れるところに置いてある端末に細工がなされ、情報を読み取られた可能性が高いそう。

となると、思い当たったのは2か所。

  1. パリからロンドンへ向かうために利用した駅、マルヌ・ラ・ヴァレ・シェシー駅
  2. ロンドン到着後利用した地下鉄の駅、セント・パンクラス駅

1.のパリの駅では、ユーロスターの切符を発券するために、駅構内にある無人の発券機を利用。

2.のロンドンの駅では、オイスターカード(日本でいうSuica)を購入・チャージするために無人の券売機を利用。

どちらで被害にあったのかは今でもわからないのですが、私は1のパリの駅が怪しいと思っています。

その理由はこちら。

  • ロンドンの券売機は友人も同じものを利用したけど、被害はなし
  • ロンドンの地下鉄の券売機付近は人が多く、順番待ちの長い列ができるほど
  • パリのユーロスターの発券機付近は人がまばらで、誰でも立ち入ることができる場所
  • パリのマルヌ・ラ・ヴァレ・シェシー駅は広く、早朝から深夜まで立ち入り自由な屋内にある

……と、色々考えてはみたのですが、あくまで推測に過ぎません。

それに、カードリーダーなどで直接カードを読み取らずに、カバン越しにカードやパスポートの情報を盗むこともできるらしいので、何も駅でのカード利用だけが原因とは限らないんですね。

スキミングされないために気を付けるべきこと

まさか自分がスキミングされるとは!と思いましたが、誰にでも、いつでも起こりうることなんです。

気を引き締めて、次回以降こういう被害にあわないためにできることを考えました。

それがこの5つ!

  • 無人の券売機、発券機、ATMなどは利用しない。できる限り窓口を利用する。
  • どうしても無人の機械を使用する場合は、現金を使用する。
  • 露店など、少しでも怪しい雰囲気の店ではカードを利用しない。
  • 暗証番号を入力するときは手元を隠す。
  • スキミング防止グッズを使う。

どれも簡単にできることですね。私も早速試してみるつもりです。

スキミング防止グッズっていくらくらいするんだろ?と思ったら、千円ちょっとで買えるんですね。

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感想(2件)

これで予防できるなら安いもの。

また、今回は海外旅行中のトラブルでしたが、日本国内でもスキミングの被害は発生してますよね。日ごろから気を引き締めなくては、と思い直しました。

みなさんも、クレカ被害にお気をつけください。