パリのディズニーランドはトイレの標識までオシャレだった

ディズニーランド・パリのトイレの標識 パリ

トイレの標識が好きです。

トイレの入り口にある、男性用と女性用を区別するための例のマーク。

本来それって、こっちが男性用、こっちが女性用、ってことが分かれば十分。

でも、そういう細かなところまでこだわって世界観を大事にしているところに惹かれるんです。
また、限られたスペースで男性マーク・女性マークを表現しなければならないっていう縛りの中、最大限の遊び心とセンスを発揮してるところも良いんですよね〜。

ちょっとディズニーリゾートのトイレ標識を思い出してみて下さい。あれはトイレがある場所の世界観に合わせて、ひとつひとつデザインされているんです。

日本食レストランなら着物を着た男女のデザイン、中世ヨーロッパ風の建物ならドレスを着た貴婦人と紳士…といった感じに。

今回は、パリのディズニーリゾートで見つけた素敵なトイレ標識の世界を紹介します。

オーロラ姫のお城近くのトイレ

ディズニーランド・パリのトイレの標識

ディズニーランド・パリのトイレの標識

まずはこちら。
これは、パーク中央にそびえるお城近くのトイレです。
その入り口に描かれている、王冠を被った男性と女性。これ、誰だかわかりますか?

ヒントは、お城。パリのディズニーランドのシンボルは、オーロラ姫のピンクのお城ですね。

実はこれ、お城の主であるオーロラ姫の両親なんです。すごく粋な演出。

絵の下に書いてある文字はフランス語で、Damesは淑女。Messieursは紳士。

この言葉の選び方にもこだわりとセンスを感じます。

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かわいいパペットたち

お次もファンタジーランドから。
ディズニーランド・パリのトイレの標識
ディズニーランド・パリのトイレの標識

これも、とあるディズニー映画がベースのデザイン。

一見普通の女の子と男の子ですが、よくみると体に糸が……。
そう、これは操り人形。つまり、ピノキオの世界観を表現したものです。

“Au Chalet de la Marionnette”という、ピノキオをテーマにしたレストラン近くにあるトイレで見る事ができます。

この標識もフランス語で、Fillesは女の子、Garçonは男の子を意味します。

先ほどのオーロラパパママと同じエリア内で、同じフランス語で、男女を表す言葉というところは共通なのに、全然違う単語をチョイスしている。
こういう違いがトイレ標識の面白いところですね。

ファミリーがそろった標識

場所は変わって、こちらはフロンティアランド。

ディズニーランド・パリのトイレの標識
探検服を着た男女。標識のわりに、ものすごく書き込みが細かいですよね。

家族バージョンもあります。
ディズニーランド・パリのトイレの標識

こちらは、パークに入ると目の前に広がる大通り、メインストリートUSA沿いにあった標識。

ディズニーランド・パリのトイレの標識
メインストリートUSAは、1900年代初頭のアメリカをイメージした道なので、当然ながら標識のファミリーの服装も時代に合ったものになってます。
先ほどの探検隊のファミリーと比べると、ベビーカーのデザインまでちゃんと変えてあるところに芸の細かさを感じます。

ちょっと注意してパークを見てみると、こういう細かいこだわりで溢れていることに気づいて、それだけで楽しくなりますよね。
トイレの標識デザインはパリだけではなく他のパークでも嗜好を凝らしたデザインを見ることができます。

ぜひ、ディズニーランドに行ったときにはトイレの標識にも注目してみてくださいね。

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