劇団四季『ノートルダムの鐘』トークイベントに行ってきた

劇団四季ミュージカル『ノートルダムの鐘』 ミュージカル

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2018年6月1日(金)に、劇団四季の『ノートルダムの鐘』トークイベントに参加してきました!

これは劇団四季四季のファンクラブ「四季の会」会員限定のイベント。
内容は、ノートルダムの鐘出演者が観客から寄せられた質問に答えてトークするというものです。
今回のトークイベントのテーマは「魅力的なキャラクターについて」。

ステージに登場したのは、次の5名の俳優さんたち。

  • 阿部よしつぐさん(クロパン役)
  • 飯田達郎さん(カジモド役)
  • 宮田愛さん(エスメラルダ役)
  • 賀山祐介さん(アンサンブル)
  • 小川晃世さん(アンサンブル)

イベントは阿部さんの司会進行ですすみます。

今まで聞いたことが無かった話、俳優さんがどんなことを考えて役に挑んでいるかなど、とても貴重な話を聞くことができました。

私はこういう裏話大好き人間なので、このために急遽チケット買ってよかったなぁと心底思いました(もちろんミュージカル本編も素晴らしかったです!)。

特に印象的だった内容と感想を残しておきますね。

みんなが知らない豆知識

阿部さんの仕切りでスタートしたトークイベント。
まずは、何度もノートルダムの鐘を観劇している人でも知らないようなマニアックな話を1人ずつ披露するというコーナー。

  • 2幕クライマックスで、広場にいるエスメラルダを助けるためにロープから降りてくるカジモド。そのシーンでロープを上から引っ張っているのは実はクロパン。

阿部さんんいわく、フードを深くかぶっているので顔はほとんど見えないけれど、ヒゲでわかっちゃうかも、とのこと。
これは気づかなかったので、実際に観劇した時に注意してみたら、確かにお髭が確認できました!

これは「クロパン役」としてカジモドのロープを抑えているというよりは黒子的な役割だとは思うのですが、他のキャストではなくクロパンを演じる俳優がやっているってところが良いですよね。
奇跡御殿ではカジモドを殺そうとしたのに、いざという時には手助けしちゃうクロパン…憎めないキャラですね…。

  • 1幕のラスト、「エスメラルダ」のシーンでカジモド、エスメラルダ、フロロー、フィーバスはそれぞれバラバラな場所にいる。でも、「パリは」と歌うところでカジモドとエスメラルダはふっと顔をあげる演出があり、これは2人の心がこの瞬間通じ合っていることを表現している。

これは飯田さんがお話しされていたのですが、出演者の方でも知らない人がいたようで、かなりマニアック。
「エスメラルダ」のシーンは主要キャラクターが次々入れ替わって歌うので、目が足りない!カジモドとエスメラルダの両方を観ていないと気づけない演出なので、当然ながら私は全く知りませんでした。
これも、実際に本番のステージを観たら、確かに「パリは」で軽く上を見るような動作があって、ここか!!と感度しました。

  • 物語の冒頭の時点では、実は「誰がどの役を演じるのかは決まっていない」という設定。集まった会衆がその場でどの役を演じるか決めている。

そのため、フロロー役の俳優がクロパンをやってもいいし、フィーバス役の俳優がカジモドを演じてもいいという設定になってる。
ちなみに、そのシーンでフロローとジュアンはお互いにお辞儀しているらしい。

これは確か、四季の会の会報か何かで読んだ記憶があります。でも、フロローとジュアンのやり取りは気づかなかったので、チェックします。

  • 最初にガーゴイルが鳴らす音は鳥のさえずりを表現している。

言われてみれば確かに、鳥の声に聞こえますね!ガーゴイル達が鳴らす音には他にもそれぞれ意味があるんでしょうか。

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役作りの準備はどんなことをしてますか?

  • 小川さん

自分の光と闇を書き出す作業をした。自分の良いところだけじゃなくて、嫌な部分を見つめた。

  • 賀山さん

禁欲した。普段の生活であらゆる欲を抑えて、舞台の上で発散させた。

  • 飯田さん

学生の時、車椅子を使っていた同級生のお手伝いをしていた。
その子が、「1日でいいから走りたい」と言っていたことが印象的で、まさにカジモドの歌う「陽ざしの中へ」の心情そのものだと感じた。この経験が、カジモドの役に活きている。

この飯田さんのお話がとても深いものでした。
役者って、言われた通りに演じればいいのではなくて、これまで自分が経験した全てのことが表現の源になってるんですね。
「それまでの人生が役に出る」「カジモドは運命的な役」というようなことをおっしゃっていて、飯田さんの人間性や内面の部分を少し知ることができてますますノートルダムの鐘が好きになりました。

役の好きな箇所は?

  • 阿部さん

「英雄クロパン」と言うところ

  • 小川さん

「いつかもうすぐに」の歌詞
→阿部さんも裏で歌っているそうです(笑)

  • 宮田さん

「タンバリンのリズム」。
ダンスでどうコミュニケーションするかを考えている。

  • 飯田さん

「世界の頂上で」の、
カジモド:「…エスメラルダ!」
エスメラルダ:「何?」
のところ。ガーゴイルが「カジモドがんばれ!」って顔してるのがお気に入り。

本番前の験担ぎは?

  • 阿部さん

毎日カレーを食べてる。イチローの真似!

  • 飯田さん

オーリムをやってるとき、タイルの白と黒に手を置いている。
作品のテーマである、「善と悪」「人間と怪物」をタイルの「白と黒」に感じて、その両方に片手ずつ手を置いている。

以上、特に印象的だった部分を載せてみました。
 

感想

私は初めてノートルダムの鐘を観た時、ディズニーアニメーション版との違いにかなりショックを受けました。
ミュージカルを観終わった瞬間から次の日の夜まで、ずっと落ち込んで塞ぎ込むくらいに…(笑)
「こんなに重いストーリーを毎日演じる俳優さんは、辛くないのかな?一体どんな事を考えて演じているんだろう?」
その時は、そんな事も考えていました。

今回のトークイベントで、「自分の人生経験を活かして役に臨んでいる事」「俳優さん達が本当に作品やキャラクターを大切に思っている事」を自分の目で見て感じることができました。
それに、オンとオフの切り替えの素早さ。舞台終演後からほんの数十分後に始まったトークイベントでは活発で明るく和やかな雰囲気で、本番の舞台の名残はありません。その切り替えの早さにプロの役者さんの凄さを感じました。

俳優という職業や、役を演じるということについて全く考えたことがなかった私は、今回のイベントでその深みのほんの一部を知ることが出来たのではないかと思ってます。
それに、もっともっとノートルダムの鐘について知りたくなったので、今後行われるトークイベントにも参加できたらいいな!

前回参加した、リハーサル見学会の様子はこちら。普段は絶対に観られない本番前のリハーサルと、出演者たちのトークをレポートしています。

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